スガシカオの最高のスパイスは「孤独」?②
①に引き続き、オススメのアルバムを紹介していきます。
3rd「SWEET」
前作ほど孤独と重さはないですが、独自の世界観はもう太宰とかそういうレベルですね。
このアルバムも大好きです!
オススメは
「あまい果実」
シカオワールド炸裂の名曲。
この歌詞でなんでこんなにかっこいいんだろうっていう…オリジナリティの塊なんだけど、同時にポップソングとしてもちゃんと成り立たせるっていうのがスガシカオの凄さだと思います…!
「夕立ち」
「ふたりのかげ」
「310」
ヤバイな〜ヤバイよこの曲。笑
でも男同士の飲み屋での会話で話すようなことしか歌詞にしないというスガシカオ、その風景や匂いがリアルに伝わってきます。
「夜明けまえ」
もはやシカオスタイルの定番となったファンキーなAメロから、サビでスパークするパターンの名曲。打ち込み、アコギのカッティングもカッコよくて大好きです!
「グッド・バイ」
「いいなり」
怒りが伝わってくる迫力ある曲。
「ぼくたちの日々」
珍しいほのぼのとしたバラード。歌詞は相変わらず乾いてますが。
4th「4flusher」
ファンク色が強まった4th。世間的にはあまり評価されてないっぽいですが、わたしは好きですね〜完成度の高さは相変わらずです。ファンクポップはますます冴え渡り、メロディもグルーヴしてる!
おススメは
「かわりになってよ」
「性的敗北」
「ミートソース」
「AFFAIR」
ミドルテンポのファンクバラード。演奏難しそう〜笑。Drは沼澤さんだったかな?
「波光」
ピアノバラード。名曲中の名曲ですね。情景が伝わってきて泣きそうになります、、
「ドキュメント2000 ~the sweetest day of my life~」
初期の「ドキュメント」は半分お遊びという感じでしたが、ここまで来ると立派なパーティーソング!ライヴで盛り上がりそうですね。
「SPIRIT」
夏になると聴きたくなります!珍しく?気分が前向きになる、爽やかでテンション上がる曲です!ゴスペルライクなコーラスも最高!
「そろそろいかなくちゃ」
「たとえば朝のバス停で」
改めて聴くと、やっぱ天才ですね、マジで。
5th「SMILE」
原点回帰で確か山に一人で籠って作り上げた5th。
あまりに孤独で気が狂いそうになったらしいです。
久しぶりに大半の演奏を一人でして、作り込むことで、独自の世界観が一層強固になっています。
これまた完成度が半端ない。
おススメは
「Thank You」
歌詞も過激なオープニング。
「アシンメトリー」
「優等生」
「桜並木」
切なく儚すぎるバラード。モラトリアム〜
「青空」
阪神大震災の日にリリースされたこの名曲を聴くと、震災のことに心がいきます。
「Go! Go!」
「サヨナラ」
「あだゆめ」
「はじめての気持ち」
2曲続けてサビでスパーク、浮遊するメロディが心地よい曲。全く別物のようなのに何故か合う、癖になるシカオマジックにハマります♪
「気まぐれ 」
スガシカオは、これ以降のアルバムもある程度は追いかけてたんですが、どうもそれまでのようにはハマりませんでした。
(PARADEは最初ダサい!と思いましたが、段々その新しい感じにハマって一時期はけっこう聴いてました)
段々メジャーな存在になってスガシカオから「孤独」という独特のスパイスが薄まってきたなら、それは本人にとっては嬉しいことですが、作品作りにそれが何か物足りない?という影響を与えるなら何とも皮肉な気もしますね、、?
しかしわたしはほぼリアルタイムでデビュー当時から聴くことができて、本当に幸せでした。
また最近のも聴いてみたいと思います!